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宝島社から出ている「山口組 分裂の真相 知られざる「利権抗争」の聖域」(一ノ宮美成+グループ・K21)を読んだ。
抗争に原因については、よくわからなかった。
この本で「飛鳥会事件」について知った。
竹中正久4代目山口組組長が銃撃された事件の話に続けて、
なかでも最も驚いたのは、事件現場となったマンション「GSハイム第二江坂」取材時のことだった。筆者は、このときのことはすでに何度か書いているが、日本最大の広域暴力団・山口組の組長が「人権」を旗印にした部落解放同盟人脈と深く結びついていたことを初めて知ったのだ。
実は、竹中組長は、このマンションに「人権団体」に勤める「小西邦彦」を名乗って部屋を借りていた。なぜ部屋を借りていたかといえば、愛人のN子さんを囲っていたからである。事件後、現場を訪ねたところ、マンション一階の郵便受けには、たしかに「小西邦彦」の表札がかかっていた。
小西邦彦とは、のちに大阪市の乱脈同和行政の一端として世論の大きな批判を浴びた飛鳥会事件(二〇〇六年)の主役、部落解放同盟飛鳥支部(大阪市東淀川区)の故小西邦彦元支部長のことである。小西元支部長は、もともと山口組三代目の直参・金田組の幹部をしていたが、「ヤクザより同和のほうが儲かる」と部落解放同盟に入り、当時巨額の公金が投じられていた同和対策事業に目をつけ、私服を肥やした人物である。
ペーパーカンパニーの建設会社を作り、同和対策事業をはじめとした巨額の建設工事を受注したり、大阪市の市有地につくった駐車場の収益を私物化したり、それこそ「泣く子も黙る」部落解放同盟をバックにしてやりたい放題だった。
小西邦彦は、その後も山口組の抗争事件や山口組幹部の事件などにたびたび登場してきたが、元日本弁護士連合会・民事介入暴力対策委員会委員長の矢島正孝弁護士(大阪弁護士会)は、「山口組が日本最大の暴力団になりえたのは、旧同和地区に投入された巨額の同和対策事業費を資金源にしてきたからだ」と指摘している。実際、山口組直参幹部や組員が相次いでペーパーカンパニーをつくり、部落解放同盟直轄の旧大阪府同和建設協会に加盟し、税務申告フリーパスの恩恵を受けながら、組の資金源にしてきたことは事実である。先の部落解放同盟飛鳥支部の故小西支部長などは、その仕組みを利用した典型的な人物だった。
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「飛鳥会事件」で検索してみたところ、次のようなサイトがあった。
飛鳥会事件[Wikipedia]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E9%B3%A5%E4%BC%9A%E4%BA%8B%E4%BB%B6
大阪市の「解同」幹部横領事件/ゆがんだ同和行政/市幹部も“共犯”関係[しんぶん赤旗]
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-05-17/2006051703_01_0.html
金融庁、三菱東京UFJ銀に一部業務停止命令[ロイター]
https://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-24740720070215
同和事件史 飛鳥会事件 大阪市の乱脈同和行政[稗史]
https://kasutorizassshi.blog.jp/archives/4690322.html
同和事件史 飛鳥会事件 小西邦彦とは[稗史]
https://kasutorizassshi.blog.jp/archives/4690316.html
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